H&Mは”へネス・アンド・マウリッツ”の略なのです。
ご存知でしたか??
それでは
”Annual report”をもう少し探っていきます…
”H&M”ってどんな企業?
創業 |
1947年、スウェーデンのヴェステロースという都市で設立 |
H&Mとは? |
へネス・アンド・マウリッツ
(Hennes & Mauritz AB)
※ABとは日本語で株式会社という意味です。
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日本進出 |
・2007年8月
渋谷に日本本社があり、
代表取締役社長はクルスティン・エドマン
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”業績・売上”はどうなの??
売上などの推移(売上・利益など)
(H&Mの業績推移)
売上高 / 営業利益(営業利益率) / 税引後利益 |
2008: 1,040億4,100万SEK |
2009: 1,186億9,700万 / 216億4,400万(21,3%) / 168億6,700万 |
2010: 1,269億6,600万 / 246億5,900万(22.7%) / 186億8,100万 |
2011: 1,288億1,000万 / 203億7,900万(18.5%) / 158億2,100万 |
2012: 1,409億4,800万 / 217億5,400万(18.0%) / 168億6,700万 |
2013: 1,500億9,000万 / 220億9,000万(17.2%) / 170億9,300万 |
2014: 1,766億2,000万 / 255億8,300万(16.9%) / 199億7,600万 |
2015: 2,099億2,100万 / 269億4,200万(14.9%) / 208億9,800万 |
※単位はSEK(スウェーデン・クローナ)
H&Mは着実に売上高を伸ばしているのが分かりますね!
この背景には
店舗数が増えているのが大きな理由の様です。
⇒H&Mの店舗数推移
ちなみに、
1SEK(スウェーデン・クローナ)は
日本円にして約13円位を推移しています。
ざっと計算してみると
H&Mの2014年売上高は約2兆2,960億円。
日本のユニクロ(ファーストリテイリング)の売上高は
約1兆3,800億円(2014年度)になっています。
H&Mとは約1兆近い差が開いているのです。
先ほど店舗数が増えていると話しましたが、
特に気になる事があるのです。
それは…
最近日本もそうですが、中国の出店が特に盛んなのです!!
現在中国は290店舗を超えているのです。
※2014年11月末時点の店舗数
日本は1年間で12店舗増え、51店舗出店。
中国は1年間で86店舗増え、291店舗出店。
全世界で見ると、
”H&M”は1年間で370店舗増えているのですが、
その内中国の占める割合は約2割。
この数字から中国への力の入れ具合が分かりますね〜。 |
というのも、
最近アジア(中国)はファッションへの関心が高いからだそうです。
”H&M”はバリエーション豊かで、
様々なコーディネートが出来るのが特徴なので、
オシャレに関心がある人からすると、
H&Mのファッションが選ばれるのも分かる気がします。
色々な服が揃っていて、
しかも値段もお手頃なのですから!!
強みの理由
H&Mがここまで成長している理由って何だろう?
ファッションの豊富さや店舗数の増加もありますが、
やっぱりこれは押さえてほしい点があります!
それが
”Annual Report”に書いてあったので載せてみました。
↓
「H&M’s growth target is to increase the number of stores by 10〜15 percent
per year.」
「It is about creating a good balance between fashion, quality and the best
price.」
”H&Mの成長戦略は
年に店舗数を10%づつ増やしていく事。
そして企業としてのコンセプトは
ファッション性と質、
そして手頃な値段のバランスを作り上げる事”
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〜”店舗数の増大と、
それに伴う質や値段のバランスが大切だ!”と謳っているのです。
この文章から
H&Mの企業としての強さが分かる気がします!
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