(ストーリー) 舞台は2009年4月12日に起こった事件。 リチャード・フィリップスはコンテナ船、マースク・アラバマ号の船長としてソマリア沖を航海中に海賊に遭遇します。 一旦はなんとか海賊達の占拠を阻止したものの、 結局海賊達に占拠されてしまいます。 そしてフィリップスは乗組員を守るため、自身人質となってしまうのでした。 そして… |
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(コメント) この映画って実際に起こった事件を映画化したものだそうです。 正直あまりこの事件については知らなかったのですが、 見ていて色々考えさせられる作品でした。 というのも、 まずソマリアの海賊達の生活ぶりの酷さ。 海賊のリーダー、ムセは英語もそれなりに話せコミュニケーションが取れる。 見ていてこれだけ話せるんだったらなぜ?海賊に?って思ってしまうんです。 でもそれが次第に分かってくるんです。 理由はそれしか生きる選択がなかったから…。 それだけソマリア沖の人達の生活や経済環境が悲惨でどうしようもないって事。 見ていて確かにやっている事は悪いことだけど、同情してしまう部分もあります。 そして最後の方になり、 ほぼあきらめ気味な感じがあったムセ。 「でも、ここまで来たらもう後戻りはできない。」 このセリフを聞いて何とも言えない感じになります。 ムセがしきりに「アルカイダじゃない!」と言い張っていたのも、 彼なりのプライドの表れだったのかも…。 彼らにとって海賊行為は一つのビジネスの様なものだったのかも。 単なる略奪じゃないと言っている様でした。 そしてこの映画って最後の方になるにしたがって、特に見ごたえがあるんです。 頭から離れられないインパクトがあります。 (ここからかなりネタバレになります。) 特に衝撃的な場面として、 目隠しをはずして、目の前を見たらそこには目を見開いた人の死体がある。 この映像を目にしただけでもう頭にこびりつき離れなくなります。 映画を観ただけでこうだから、実際に事件を目のあたりにしたらどれだけの衝撃があったのか。 人質から解放された後もフィリップスが震えていたのも分かる気がします。 この作品は事実にできるだけ基づいて製作した様で、最後は超ハッピー的な感じでもなく、 ドキュメンタリー調でもあるんですね。 そして、映画では解決したように見えて、 現実ではいまだに裁判でフィリップスが訴えられたりと現実は結構大変な様です。 |
(ストーリー) 主な人物はライアン・ストーン博士とマット・コワルスキーの二人。 宇宙空間での船外活動中、 宇宙ごみの接近で緊急事態に陥ります。 命綱も切れ一度は宇宙に投げ出されたライアンでしたが、 何とか危機は逃れますが… ↓これは予告版の映像です。見てみてね! |
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(コメント) 映画もリアルさを追求するため、徹底的に宇宙空間の様子を再現しています。 宇宙は空気がないので音もない。 衝突音を入れなかったりするので、かなり静かなシーンもあるほどです。 宇宙の不思議さを感じれるんです。 最後は人間が地に足を踏み入れる場面があってやはり人間の足は歩くためにあるのであって、 もし宇宙で住むとなったら足は必要ないのかも? 人類の神秘さを感じてしまいます。 子供の頃はガンダムを見ていた世代だし、宇宙に興味はある。 それにスキューバダイビングをするので、海中での体験と比べながら見てしまいます。 ダイビングでは中性浮力というのがあって、 水中で浮いたような感じで水中で止まったりしますが、 それに近い感覚なのかも?しれません。 きれいな地球が見れる反面、空気はない、温度も摂氏100℃くらい。 住むには難しいけれど、これを見ると宇宙に行きたくなってしまいます。 (怖さもあるけれど…) ※参考に 「ついに実現か…宇宙ブーム」も良かったら見てね! ※この『ゼロ・グラビティ』は宇宙そのものを創り出すために様々な工夫をしています。 @宇宙の自然な光を再現するために”ライトボックス”を採用。 …コンピュータ管理によって、その場面に適した光の色や強さ、速さを表現できるようにした。 AほとんどがコンピュータによるCGで作りこまれている …宇宙服からすべてがCGでできています。 |
【今後の一押し絵画展】 ◎「シャガール 三次元の世界」 (2017,9/16〜12/3) …東京ステーションギャラリー(東京駅)にて ◎「ブリューゲル展」 (2018,1/23〜4/1) …東京都美術館にて ◎「至上の印象派展」 (2018,2/14〜5/7) …国立新美術館にて ◎「プラド美術館展」 (2018,2/24〜5/27) …国立西洋美術館にて ※⇒注目の絵画展開催日程へ |